▼やってはいけないLINE⑤ 送信取り消し

LINEには「送信取り消し」機能があります。送り間違いやスタンプをキャンセルする機能です。ただし、相手には取り消したことがわかります。

この「送信取り消し」を何度もすると、メンヘラ(心が不安定で浮き沈みが激しい)だと思われます。逆に男性が女性にされても「この人危ないかも」と思います。

「週末、何するの?」はヤバイ男、非モテ男の典型フレーズ

自分で考えて文字を打って、送信を押しているのに、その意思決定をくつがえすのは不安定すぎます。これを読んでいる方は絶対にしないでください。

こういうことをしていいのは、業務上のやりとりで表記ミスがあり、取り消して正式なものを送るときなどです。女性とのコミュニケーションではNGです。

「あの発言は撤回させていただきます」と、一度口にした言葉を取り消すのは政治家だけで十分。

▼やってはいけないLINE⑥ 詮索

「○○ちゃん今日何をしてたの?」「週末、何するの?」など、女性の行動や予定を探るような質問をされるのは、女性にとってストーカーを思い起こさせます。

恋愛屋ジュン『恋愛の大学』(飛鳥新社)

付き合ってもいないし、お泊まりもしたことのない男に対しての女性の思いは「私の予定は関係ないじゃん」のひと言です。ずばり詮索は、女性にとって気持ち悪い行為です。

基本的に女性は、自分自身に危害を加えられるかもしれないという本能的な恐怖感があります。特にヤバい男、非モテの男には近づきません。危害を加える可能性のある男と判断されたら、女性は絶対に心を開かず、うまくいきません。

それには詮索LINEは逆効果。女性の本能は「危害を加えられるかも」と学習します。

ある種のヤバいタイプのオスにはストーカー気質があり、女性を探り、追いかけ回し、執着します。そう思われないように詮索LINEはやめましょう。

LINEが長いだけの男は恋愛対象にならない

▼やってはいけないLINE⑦ 長々続けようとする

LINEの会話で、男性が1つの話題が終わりそうになったら次の話題を振る。女性は「もっと話を続けたいんだな」「たぶん私のことを好きなんだな」とわかります。そしてLINEだけが長々と続いていく。

すると女性としては「なぜこの人はデートや食事に誘ってこないんだ?」と考え、「この男は誘う勇気がないんだ」という結論に達します。

若い女性が窓でスマートフォンを使い、一人で深く考えている
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恋愛のゴール、目標は子孫繁栄です。私たちもご先祖様が生殖本能を持っていたからこそ、この世にいるわけです。

子孫繁栄はオンラインやSNSではできません。LINEで話を盛り上げても、女性の本能は「なぜ、リアルに攻めてこない?」と思っているはずです(本能なので自分で認識できていないかもしれませんが)。